　9/17（火）今朝、車で通勤途中ラジオを聴いていたら「お月見どろぼう」が話題になっていた。
「お月見どろぼう」とは中秋の名月の夜に子どもたちがお供え物を「盗む」ことが許されており（実際には、各家庭を回ってお菓子やお供え物をもらう形。日本版ハロウィンみたいなもの）
私の住んでいる三重県や愛知県などで行われている風習なのだそうだ。
（子どもたちは月からの使者と考えられ中秋の名月にお供え物を盗まれることは縁起が良く、豊作につながると考えられていた）
ゲームトワツガイの月見団子の剣を装備したハチドリさんのことをふと思い出し、記念にストーリーにしてみた。
「お月見どろぼう」は子どもたちのイベントだが
ハチドリさん精神年齢10歳くらいだし、可愛いからいけるだろう（笑）
ツルと一緒に素敵なお月見を楽しんで欲しいね。
＜ハチドリとツルのお月見どろぼう物語＞
中秋の名月の夜、小さな町は静けさに包まれていました。そんな中、元気いっぱいのハチドリが街を駆け回っていました。
「お月見どろぼうでーす！」
ハチドリは大きな声で叫びながら、家々の玄関先に置かれたお供え物を次々と袋に詰め込んでいきます。
月見団子、スナック菓子、ジュース...彼女の袋はみるみる膨らんでいきました。
一方、優雅な淑女ツルは、自宅の縁側でお茶を飲みながらハチドリの姿を微笑ましく見守っていました。
「まあまあ、ハチドリさん。そんなに急いで食べたら喉に詰まってしまいますよ」
ツルの言葉も聞こえないほど、ハチドリは夢中で月見団子を頬張っています。
「むぐむぐ...おいしい！ツル、一緒に食べよ！」
ハチドリは満面の笑みで団子をツルに差し出しました。
「ありがとう。でも、私はここでゆっくりお月様を眺めているのが好きなの」
ツルは優しく断りましたが、ハチドリの楽しそうな様子に心が温かくなるのを感じていました。
「よーし！じゃあ私が町中のお供え物を集めてくるね！」
そう言うや否や、ハチドリは再び街へ飛び出していきました。
「ふふ、あの子は本当に元気ね」
ツルはため息交じりに笑いながら、
月を見上げました。お月見どろぼうという風習を通じて、町全体が温かな雰囲気に包まれているのを感じたのでした。